日本では海・山・里と豊かな自然に恵まれ、新鮮な旬の食材が多く手に入ります。
またうまみの多い発酵食品が料理に取り入れられ、米飯を中心とした栄養バランスの良い「和食」は、日本の文化となっています。
11月24日は日本人の伝統的な食文化を見直し、大切にし、受け継いでいくことを願って、10年前の今日「和食の日」と制定されました。
今日(ABとも24日)の給食も海や山の幸を取り入れた和食です。
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11月24日は「和食の日」
ごぼうサラダ
ごぼうは11月から冬にかけての寒い時期が旬の野菜です。
ごぼうは、もともと薬として使われていたほど栄養豊富な食材です。食物繊維が多いので、血糖値が改善したり、便秘の解消にも役立ちます。カリウムやマグネシウムなどの無機質も多いので、体のむくみを予防したり、カルシウムが骨や歯を作るのを助けたりします。
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豆まめメニュー~大豆入りキーマカレーライス~
今月の献立テーマは「豆まめメニュー」で大豆、大豆製品を使った献立が多くあります。
今日(ABとも20日)のキーマカレーライスも「豆まめメニュー」の1つです。
今日のキーマカレーには2種類の豆が入っていました。それは、大豆と枝豆です。
枝豆は大豆の未成熟の豆のことで、枝豆が畑で完熟すると大豆になります。
枝豆はたんぱく質やビタミンB₁やビタミンB₂、カルシウム、食物繊維や鉄分が多く、豆と野菜の両方の栄養素を含む食べものです。
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ちくわの緑茶天ぷら
A班17日(金)、B班16日(木)の「ちくわの緑茶天ぷら」は、四日市産の緑茶を使用しました。天ぷらの衣に、緑茶の粉末と茶葉の2種類を混ぜて作りました。
みなさんは普段から緑茶を飲んでいますか?緑茶にはカテキンというお茶の苦み成分があり、むし歯の予防や老化予防、体脂肪の減少、殺菌作用等、体にとても良い効果があります。
今日のように茶葉のまま食べるとさらにカテキンの効果が高まりますよ。
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みえ地物一番給食の日
A班15日(水)、B班14日(火)は「みえ地物一番給食の日」です。
今月の「みえ地物一番給食の日」の三重県産の食べ物は、米、牛乳、豚肉、油揚げ、里いも、豆腐、小松菜、青ねぎの8種類です。
今月は三重県産の豚肉で「三重豚のとんてき」にしました。
今月18日(土)、19日(日)に市内の三滝通りで「2023東海・北陸B1グランプリin四日市」というイベントが開かれ、四日市のとんてきも出店されます。四日市のとんてきは全国にも知られたB1グルメです。
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ガパオライス
今日(AB13日)は給食で初登場の「ガパオライス」でした。ガパオライスはどこの国の料理か知っていますか?
ガパオライスは「タイ」の料理で、タイでは日常的に食べられる丼のようなメニューです。
ガパオとはバジルのことで、ひき肉や赤パプリカをナンプラーというしょうゆで味付けし、バジルを加えた具をご飯にのせたものがガパオライスです。甘辛い具とご飯をよく混ぜて食べます。初登場のガパオライスはいかがでしたか?
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焼きうどん
A班10日(金)、B班9日(木)は、中学校給食では初登場の焼きうどんでした。
焼きうどんは、戦後間もないころ北九州市の小倉にある食堂で作られたのが発祥だと言われています。
焼きそばを作りたかったところ、中華麺がなく、代わりに手元にあったうどんを使ったのが始まりだと言われています。
給食の焼うどんは野菜をたっぷり入れて作っています。
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季節の果物、りんごが登場しました
A班8日(水)、B班7日(火)は季節の果物「りんご」が登場しました。長野県産、青森県産のりんごです。
りんごは品種が多く、日本でも2千種類、世界ではなんと1万5千種類以上栽培されているそうです。
加工しやすく、生でも食べることができるりんごは、栄養価も高いです。
血圧の上昇を抑える働きのカリウムや、おなかの掃除をする食物繊維がたくさん含まれています。皮ごと食べるのがおすすめですよ。
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鮭のオーブン焼き
今日(AB6日)は、北海道でとれた鮭を使って、オーブンで焼きました。
鮭は貧血を予防するビタミンB12や、骨の吸収を助けるビタミンDが含まれています。
そのほかにも血液をさらさらにするDHAや、血管を丈夫にするEPAといった体によい脂も多くとれます。
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市民総ぐるみ総合防災訓練に参加しました
四日市市学校給食センターには、「レスキューフードトレイル」という災害支援車があります。太陽光発電パネルや簡易式トイレ、コンロカート等を備えており、災害発生時に市内各所に出動して様々な災害支援を行うことが可能です。
11月5日は、この「レスキューフードトレイル」を持って、中部中学校で行われた市民総ぐるみ総合防災訓練に参加し、豚汁とカレーの炊き出しを行いました。炊き出しコーナーは、配膳開始前から長い列ができ、多くの市民の方に炊き出しを体験していただくことができました。