「だし」のお話

今日は「だし」の話をします。だしは、料理の基本と言われています。
日本の和食では、削節や昆布、干ししいたけ、煮干しなどを使って、だしをとります。
洋風のだしは、ブイヨンとよばれ、肉や魚、野菜や香辛料を煮込んで、だしをとります。
給食で和風の料理を作るときは、削節でだしをとっています。
今日(AB班とも11日)の給食ではけんちん汁にかつおの削節のだしを使いました。

冬いっぱいメニュー~白菜炊き~

日本列島は、南北に伸びていて、さらに季節風や海流の影響を受けるので、地域によって気候に差があります。また、四季があり、冬は寒いのが特徴です。植物は寒さで凍ってしまわないように、冬には体に糖分をたくさんためこみます。冬野菜が甘くておいしく感じるのは、このためです。
A班7日、B班8日は冬野菜の白菜をたっぷり使って「白菜炊き」にしました。

冬いっぱいメニュー~かぶ~

みなさんは「春の七草」を知っていますか?春の七草の1つに、給食にも登場した「かぶ」があります。
かぶは品種がとても多く、大きさが大小さまざまです。旬の季節は冬で、寒くなると甘味が増して、とてもおいしくなります。
A班6日、B班5日の「かぶのあげ煮」には、かぶの根の部分と葉の部分の両方が入っていました。白い根の部分だけでなく、葉の部分にも栄養がいっぱいです。

冬いっぱいメニュー~れんこん~

れんこんは、1年中スーパーで販売されていますが、秋から冬にかけてが旬の野菜です。
れんこんは、田んぼで育ち、9月下旬までに成長を終えますが、収穫せずそのまま田んぼの中でねかせます。そうすることで、れんこんのたんぱく質が糖にかわり、うまみが増します。
「東の茨城、西の徳島」が有名な産地ですが、私たちの住む三重県の隣、愛知県も有名な産地です。

12月給食目標、献立テーマ

12月の給食目標は「旬の食べ物について考えましょう」です。また、献立テーマは「冬いっぱいメニュー」です。
今月の給食は、冬にたくさんとれ、おいしくなる旬の食べ物や、体を温めるような料理が登場します。
旬の食べ物は、ほかの季節でとれたものより、栄養価が高くなります。
給食を通して、旬の食べ物を味わい、しっかり食べましょう。

大学いも

大学いもは、大正時代にふかしいもに蜜をからめて、東京の学生たちに売ったのが始まりと言われています。お金のない学生たちの間で、安くてお腹が満たせると人気になりました。
さつまいもはビタミンB₁とビタミンB₂が多く、糖質や脂肪をすばやくエネルギーに変えるので、エネルギー源として優れた食品です。
ビタミンCや食物繊維も多いので、生活習慣病の予防にも効果があります。

鶏肉のチーズ焼き

今日(AB班とも27日)の「鶏肉のチーズ焼き」は、鶏肉に粉チーズをからめて焼きました。
チーズはカルシウムなどの栄養豊富な牛乳を原料としています。100g当たりで比べると、チーズには牛乳の10倍以上のカルシウムが含まれています。カルシウムの他にたんぱく質やビタミンA、ビタミンB₂など体に必要な栄養素が多いので、風邪予防や疲労回復に効果があります。

11月24日は「和食の日」

日本では海・山・里と豊かな自然に恵まれ、新鮮な旬の食材が多く手に入ります。
またうまみの多い発酵食品が料理に取り入れられ、米飯を中心とした栄養バランスの良い「和食」は、日本の文化となっています。
11月24日は日本人の伝統的な食文化を見直し、大切にし、受け継いでいくことを願って、10年前の今日「和食の日」と制定されました。
今日(ABとも24日)の給食も海や山の幸を取り入れた和食です。

ごぼうサラダ

ごぼうは11月から冬にかけての寒い時期が旬の野菜です。
ごぼうは、もともと薬として使われていたほど栄養豊富な食材です。食物繊維が多いので、血糖値が改善したり、便秘の解消にも役立ちます。カリウムやマグネシウムなどの無機質も多いので、体のむくみを予防したり、カルシウムが骨や歯を作るのを助けたりします。

豆まめメニュー~大豆入りキーマカレーライス~

今月の献立テーマは「豆まめメニュー」で大豆、大豆製品を使った献立が多くあります。
今日(ABとも20日)のキーマカレーライスも「豆まめメニュー」の1つです。
今日のキーマカレーには2種類の豆が入っていました。それは、大豆と枝豆です。
枝豆は大豆の未成熟の豆のことで、枝豆が畑で完熟すると大豆になります。
枝豆はたんぱく質やビタミンB₁やビタミンB₂、カルシウム、食物繊維や鉄分が多く、豆と野菜の両方の栄養素を含む食べものです。