6次産業をご存じですか?

みなさんは「6次産業」がどんな産業を指すか知っていますか?
生産を行う第1次産業者が、自ら連携して加工する第2次産業、そして加工したものを販売する第3次産業までかけ合わせてつなげる取り組みで、農山漁村で働く担い手の確保や、所得の向上をめざすものです。
今月の給食目標は「地産地消について考えましょう」です。地産地消をすすめるのに6次産業は興味深い活動です。身近に地元の食材を使った加工品がないか探してみましょう。

秋いっぱいメニュー~大根と里いものそぼろ煮~

A班15日(火)、B班16日(水)の「大根と里いものそぼろ煮」は秋いっぱいメニューでした。
このメニューに使用されている里いもは、縄文時代に東南アジアから中国を経て日本に伝わった作物です、
山でとれる「やまいも」に対し、里でとれるので「里いも」とよばれ、北海道を除く全国各地で栽培されています。
里いもは、春に植えて、秋に収穫される秋が旬の食べ物です。
ちなみに秋は、さつまいもや、秋じゃがなどのいも類も収穫されますが、どのいもがすきですか?
周りの人と好きな食べ物の良さを伝えあってみましょう。

10月10日は目の愛護デー

10月10日は「目の愛護デー」で、目を大切にしようという日でした。
10という数字は、右に90度回転させると、まゆ毛と目のように見えることから10月10日は「目の愛護デー」になりました。
目を大切にするには、ビタミンAで目の粘膜を保護し、ビタミンCで目の疲れや充血を防ぐことが大切です。
昨日(10日)と今日(11日)の給食では、体内でビタミンAとなるカロテンが多く含まれているにんじんや、小松菜、チンゲン菜、にらや、ビタミンCが多いキャベツやブロッコリーを使用していました。
これからも目を大切にしてくださいね。

西京焼き

「西京焼き」は、京都の伝統的な白みそである「西京みそ」に魚や肉を漬けて焼いた料理です。
西京みその「西京」は、東の都の東京に対して、西の都という意味で京都をさす呼び名として使われていました。
西京みその原料は大豆、米、塩ですが、東海地方でよく消費されている八丁みその原料は、お米は使わず、大豆と塩です。
作られる地域の気候や風土によってさまざまなみそや、みそ料理がありますよ。

即席漬

即席漬は、漬物の名前の1つです。即席とは作ってすぐに食べられるという意味があります。
即席漬は、短い時間でつくることのできる漬物のことで、給食にもよく登場しますね。
今日(AB班とも7日)はキャベツときゅうりをゆでて急冷した後、調味料をもみこんで作っています。
おうちで作るなら、ビニール袋に切った野菜と塩を入れ、めんつゆや塩こんぶなどを加えると即席漬ができますよ。

りんごの話

A班3日、B班4日は秋から冬にかけてが旬の「りんご」がつきました。
りんごは品種が多く、日本でも2千種類、世界ではなんと1万5千種類以上栽培されているそうです。
加工しやすく、生でも食べることができるりんごは、栄養価も高く、血圧の上昇を抑える働きのあるカリウムや、おなかの掃除をする食物繊維がたくさん含まれています。皮ごと食べるのがおすすめです。

市民総ぐるみ総合防災訓練(保々地区)に参加しました

給食センターには、「レスキューフードトレイル」という災害支援車があります。太陽光発電パネルや簡易式トイレ、コンロカート等を備えており、災害発生時に市内各所に出動して様々な災害支援を行うことが可能です。
9月29日に保々小学校・保々中学校で行われた市民総ぐるみ総合防災訓練では、昨年度に引き続き、この「レスキューフードトレイル」を用いて、保々地区の方と一緒に炊き出し訓練を行い、給食センターでは豚汁を調理しました。当日はあいにくの雨天でしたが、多くの市民の方に炊き出しを体験していただくことができました。

10月給食目標、献立テーマ

10月になりました。10月の給食目標は「地産地消について考えましょう」です。
地産地消とはどういうことか知っていますか?
地産地消は地元で作られたものを、その土地で消費するということです。
地産地消は、新鮮でおいしいものを味わえるだけでなく、輸送コストを抑えることができます。
給食では、「みえ地物一番給食の日」を中心に、三重県産の食材を積極的に使っています。給食を通して地元の食べ物をおいしくいただきましょう。
また、10月の献立テーマは「秋いっぱいメニュー」です。さつまいもや里いもなどのいも類や、しいたけ・しめじ・エリンギなどのきのこ類、鮭、栗など秋においしくなる食べものがたくさん登場します。給食のごはんも10月から四日市市産の新米に順次切り替わります。
「食欲の秋」と言われるように、秋は多くの作物が実り、気候も良くなって食欲が高まる季節です。おいしい旬の食べ物を味わいましょう。